オーストラリア
ホバート

 ホバート (Hobart) はタスマニア州の州都です。ホバートはオーストラリアではシドニーに次いで2番目に古い都市です。タスマニア州南東のダーウェント川の河口に所在し、市中心部はダーウェント川西岸のサリバン湾に隣接しています。市域はダーウェント川の川岸からウェリントン山(標高1,270m)の丘陵まで広がっています。サリバン湾の全体がホバートの港になっています。
 イギリスはフランスの探検家の存在を心配する中で、最初の入植として、1803年にダーウェント川東岸のリズドン湾に流刑植民地を建設しました。1804年にはより良い場所を求めて現在の場所であるサリバン湾に移転しました。この辺りは元々、半遊牧民のMouheneer族の居住地でした。ヨーロッパ人との交戦や移民によってもたらされた伝染病の影響でアボリジニの人口は減少し、自由移民や囚人の人口が急速に増加しました。
 生物学者のチャールズ・ダーウィンは、1836年2月にビーグル号の探検の一環としてホバートを訪れています。南太平洋の捕鯨やアザラシ貿易、これに関連する造船業の中心地として急速に主要港として発展しました。ホバート・タウンは1842年に市となり、1875年にホバートと命名されました。

ホバートへの行き方

 オーストラリア大陸から海を隔てたタスマニア島にあるため飛行機の利用が一般的です。シドニー〜ホバートが2時間、メルボルンからは1時間です。
 船でタスマニアに行くときは、メルボルンの外港であるポート・メルボルンからフェリーが出ています。タスマニア北海岸のデボンポートへ着きます。約10時間です。
 
ホバートのホテル

ホバートの観光名所

 サラマンカ プレイス(Salamanca Place):プリンセス埠頭(PRINCES WHARF)に面し、19世紀中頃の捕鯨全盛時代に建てられた古い倉庫群を改装してレストラン・民芸品店などにした観光スポットです。毎週土曜日の青空市:サラマンカマーケットが有名です。タウンホールから0.4km、徒歩で5分です。観光案内所から徒歩10分です。
 
 ネルソン山(Mt.Nelson):ホバート市とダーウェント川を一望できる標高340mの山。頂上にあるネルソン山シグナルステーションは、かつてダーウェント川に船が入港する際に信号を発信していた係員の住居跡です。現在はティールームとして使われています。市街地中心部から6km、車で15分です。
 
 バッテリーポイント(Battery Point):シティドックと植民地時代の石造りの建物の間に位置する、ホバートで最も魅力的かつ歴史的な場所です。アンティークショップやパブやレストランが古い建物群の中に並んでいます。名前はかつてここに砲台があったことに因んでいます。タウンホールから1km、徒歩10分です。
 
 ボノロング パーク ワイルドライフ センター(Bonorong Park Wildlife Center):ボノロングとはアボリジニの言葉で「自然の仲間」を意味します。ここでは怪我をしたり、親とはぐれた動物たちを自然に返す活動をしています。コアラ、タスマニアンデビル等オーストラリア原産の動物たちと出会うことが出来ます。ブライトン(BRIGHTON)バス停から徒歩20分。ホバート市内から30km、車で30分です。
 
 リッチモンド橋(Richmond Bridge):1823年に流刑囚人を使って作らせたオーストラリア最古の石橋です。リッチモンドは、タスマニアで最も歴史ある町です。1803年の石炭発見後は、コールリバーとして知られていましたが、1824年に現在の名前に改名されました。ホバート中心から24km、車で30分です。
 

 

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